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定年後に暇を持て余すまで「平均10ヶ月」?老後に充実して生きるには

定年後は何をして過ごす?

定年後は時間にゆとりが生まれるため、「暇を持て余すのでは?」と思う方もいるのではないでしょうか。

特に70歳を超えると年金生活へ移行する方が多く、それまで仕事をしていた時間が、丸々空いてしまいます。

悠々自適な生活を夢見て実践した方でも、ある程度時間が経つと飽きてしまったという声も多いです。

退職して初めのうちは、あれこれと楽しくことを行いますが、段々とやることがなくなり、全てやり尽くしてしまうと、ただ暇な時間を潰すだけの毎日を送る人も少なくありません。中には「老後鬱」に陥ってしまう方も。

老後の生活を有意義にするためには、定年前までに計画し、準備しておく必要があります。

一人や夫婦、家族でやりたいことをリストにし、一つずつ消化していくという方法もおすすめです。老後にやりたいことをきちんと考えておくことで、充実した老後の時間を過ごせるようになります。

定年後は平均10ヶ月で暇を持て余す

イギリスの金融機関が行った調査によると、定年後に“暇”を感じ始めるようになるのは「10ヶ月後」なのだそう。

やりたいことを全て終えてしまうと、あとはテレビを見て過ごすくらいしかない。実際にリタイア後の生活を送っている方からは、「毎日やることがなさ過ぎて困る」「自由な今が一番辛い」「暇なことに焦る」といった声も聞こえてきます。

家族や旦那さんがいる場合は、一緒にいる時間が増えるものの、その分、口論の数も増加傾向に。次第にお互いにストレスが溜まり、熟年離婚を選択するケースも多いようです。

特に長い間、仕事仲間と朝から晩まで共に作業し、責任を持って義務や役割を果たしてきた方は、退職後に突然一人になることで、意欲を失う方も多いようです。

定年後のそうした「仕事ロス」を防ぐには、共に活動する仲間のために、何かをやらなければならないという義務や役割のある状況を作り、人との関係を築くことがポイントになります。

定年後は「生きがい」を目標にする

日本人の寿命は現在も伸び続けており、定年後の時間は8〜11万時間といわれるほど。その膨大な時間のために、定年退職や引退が、大きなライフイベントとして注目されるのです。

定年後のセカンドライフを成功させるコツは、働くことをやめたり、自由になったりすることではなく、「生きがい」が感じられる生活を送れるかどうか。

それを実現させるためには、定年前から「何を生きがいにするか」「60代からやりがいにすること」などを考えておく必要があります。早めに計画を立て、定年前から少しずつ始めることで、定年後の不安を軽減させることにもつながるでしょう。

老後の「生きがい」「趣味」
を探してみる?

定年後を充実させるための準備

複数の職場や活動を並行して行う「パラレルキャリア」や、収入を増やすための「副業」など、1箇所の企業に属しながらも、別の組織で仕事をするという選択肢もあります。本業の他にやりたい仕事があるならば、定年前からチャレンジするのも良いでしょう。

定年後にやりたいことをリストアップしておくと、60代からの方向性も見えてきます。

学び直し

政府の学び直しプログラムや、地域貢献のためのボランティア活動などに参加するのもおすすめです。

学び直しは、幅広い世代が利用できるサポートで、60歳以上の社会参加を促進するためにも活用されています。定年後や早期退職、子育てを終えた後でも仕事をしたいという願いを、実現させられるプログラムで構成されているので、気になる方はぜひ利用したいところ。

また大学や専門学校には、ミドルシニアを対象にした大人向けのコースを設置しているところもあります。

学び直しを行うことで、これまでは得られなかった新たな視点や能力を修得し、再就職へのチャレンジも可能。これまでの経験を活かしながら、現役で活躍するチャンスが広がることも、学び直しの魅力の一つです。

登録制の仕事を探す

インターネット検索で、登録制の仕事や講師の仕事を探して働くという方法もあります。登録制のサイトを利用すれば、好きな時間に仕事ができるので、家事の合間などの隙間時間を有効に使えて便利です。

男性よりも、子育てや家事の経験を持つ女性は、仕事の選択肢が多いので、まずはどのような仕事があるのか探してみましょう。

定年後を有意義に過ごすには?

70代の生活は健康を意識

長年、規則正しい生活を続けてきた方でも、定年後に自由になることで朝までお酒を飲んだり、昼過ぎまで寝ていたりといった生活を送る方も多いのではないでしょうか。定年後すぐは気をつけていたつもりでも、時間が経つと“なあなあ”になってしまい、徐々に生活リズムが狂っていくという場合もあるでしょう。ただ、そのような生活を続けていくと、70代になってあっという間に体を壊し、やりたいこともできなくなる可能性も。

定年後を健康に過ごすために、毎日同じ時間に寝起きすることは、とても重要です。

これまで運動の習慣がなかった方は、時間を決めて散歩やウォーキングを始めてみてはいかがでしょう。どのように体力作りをしたら良いかわからない方は、ジムに通うのもおすすめです。

適度に運動をすることで体もスッキリし、より生き生きと老後の生活を送れるようになります。

趣味を見つける

定年後に他にやることがなく暇を持て余すという方は、趣味を探してみるのもおすすめです。

お金がかからない散歩などの趣味から、お金を稼げる趣味まで、世の中にはいろいろな趣味が存在します。

例えば、地域で開催されているイベントに参加したり、寺社めぐりで御朱印を集めたり、喫茶店や自宅などに友達数人と集まってお茶会を開いたり、考えるだけで気分がウキウキしてきませんか。

また英会話が好きな方は、近所の方や子供に教える教室を開くことで、報酬を得ることも可能です。

趣味でお金を稼ぐことも簡単にできる時代なので、ぜひチャレンジしてみましょう。

副業をする

何もやることがなく定年後の暇を持て余している場合でも、そんな時間がもったいないと感じる方も多いのではないでしょうか。暇な時間をお金に変えたい方や、ゆっくり働きたいという方には、副業がおすすめ。

最近では、代行・代理サービスを行う副業が人気です。他人の結婚式に親戚として立ち会う「レンタル親戚」といった副業もあります。

ただ、仕事によっては毎回依頼されるわけではなく、月に1〜3回程度という場合も多いです。とはいえ、中には1回で5,000円〜8,000円になる高時給の副業もあるので、興味のある方は探してみると良いでしょう。

また交通量調査という副業も人気が高くなっています。拘束時間も12時間などと長いですが、目の疲れを軽減させるために、1時間おきに1時間ほどの休憩時間を設けているところもあります。実働6時間で、1日1万円前後の収入になることも。

作品やスキルを売る

副業の中で、自分で作った作品やスキルを販売するという方法も人気があります。

そうしたサービスを専門に行っているアプリやサイトもあり、気軽に始められるという点ではおすすめです。

イラストやアクセサリーなどの作品をはじめ、宛名書き、教育、掃除など、自分の得意なことを商品として出品して、老後の生きがいとするのも良いでしょう。

学ぶ

現役時代に学びたいと思っていながら実現できなかったことを、「学び直し」という形で始めるのもおすすめです。

ソニー生命保険が全国のシニアを対象に行った「シニアの生活意識調査2018」をみると、学び直しをしたいと答えた女性は、全体の約3割という結果になっています。

今後、学習したい項目の中で、一番多かったのは「語学」で53.3%。次に「パソコン・インターネット」で28.4%、その後に「音楽」が27.8%、「歴史」と「健康」が27.2%と続きます。

シニア女性が学び直しをしたいと思った理由の1位は「教養を高めたい」で、2位が「趣味を深めたい」、3位が「自分に自信をつけたい」となっています。

現在は、シニア向けの講座を開講している大学も増え、学び直ししやすい環境が整ってきています。資金に余裕のある方は、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょう。