陶芸

以前から老後の趣味として人気の陶芸。教室も全国に多々あり、気軽に楽しめるワークショップや体験なども行えるようになっています。ろくろや窯などの設備があるところでないと、本格的にはできない趣味ではありますが、手元に焼き物が残る達成感もあり、人気の趣味となっています。

陶芸を趣味として始めたい方へ、楽しみ方をご紹介します!

形で楽しむ

陶芸イメージ

陶芸の楽しみは、思い描いた形を作れるところにあります。お皿やカップ、茶碗に小鉢など、何を作りたいか、どういった形にするかということを決めて、思い通りにできると達成感を得ることができるでしょう。

また、花瓶やタンブラーなどの高さのあるものは難易度が高いのですが、慣れてくれば次第にそういったものも作れるようになります。どんどんステップアップしていけるので、飽きることなく取り組むことができるでしょう。

きれいさを重視して、滑らかな形にしても良いですし、あえて手作り感を出して味のあるものに仕上げても問題ありません。正解が決まっていないのも陶芸の良さです。

模様で楽しむ

陶芸の楽しみには、模様をつけて楽しむという要素もあります。絵を描く方も多いですが、絵が苦手な方でも筆で文字を入れることで、それ自体を模様とすることも可能です。

また、「貼り付け」「押し付け」という方法も。絵や字が苦手な方も、スタンプやちぎり絵の要領で模様付けができるため、簡単に味のある陶器を作成することができます。スタンプに使うのは身近な雑貨や縄を切ったものなど、それこそアイデア次第です。

陶芸教室の費用について

陶芸のスキルを独学で身につけるのは難易度が高いため、陶芸教室に通う方が多いでしょう。教室では熟練の先生が基本的な作り方から教えてくれるので、少しずつ上達を感じながら通うことができます。

料金は教室によってバラバラですが、1回につき2,000円~3,000円程度の金額が多いようです。1レッスンの時間によって料金が大きく変わります。長い時間を取って学べる教室では、1つの作品に時間をかけて取り組みやすいでしょう。単純に金額で比較するよりも、何を作りたいかなどの内容を踏まえて選んだほうが良さそうです。

自宅での制作も可能

先生に教えてもらうのではなく、自宅で陶芸を行いたい方もいるでしょう。その場合、ろくろや窯といった陶芸に欠かせない設備を購入する必要があります。ろくろは手動で回すタイプなら、2,000円程度で購入可能です。自動で回転するものは、小型から大型まであり安いものなら4万円ほどですが、高いものだと20万円ほどになります。

陶器を焼く窯は、自宅用でおおよそ20万円程度です。ですが、オーブンで焼ける手軽な粘土もありますので、どの程度楽しみたいのかで設備を選ぶと良いでしょう。

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