生涯できる仕事を続ける

仕事が生きがいという
女性の声

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生きがいでもあり趣味でもあり

リンパ療法士として、お店をやりつつ、人に教えることもしています。自宅近くに構えたサロンで教えることもありますし、銀座のスクール(リンパ療法学院)に出向いて教えることも。

忙しい仕事をやっと定年になったのに、また忙しくしていて(笑)、でも、充実した毎日です。銀座まで出かける用があるというのも、なんだか背筋がしゃんとしますし。

仕事していないと早々にボケてしまいそうですし、仕事が趣味の一部にもなっているので、自分ではいい生活だと思いますよ。

Profile
Mさん69歳。証券会社でバリバリ働き、定年後にリンパ療法士の世界へ。69歳にして、2つ目のサロンを出し、日々研鑽に励む。

Mさんのインタビューはこちら

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人生の後半はよい時間が
「かくれんぼ」

塾を始めて40余年になりました。

青春時代の恋と夢が終わり、郷里に帰って、さてどうしたものかと…ただ考えすぎるタイプではないようで、人生の時間の配分・一日の時代の配分・プライベートな時間・オフィシャルな仕事の時間…「時間の使い方はいのちの使い方(渡辺和子シスター)」を自分でアレンジしたり決定したりできるこの仕事は性に合っていました。

結婚、子育て、離婚、再婚、両親と義両親の介護サポートと見送りなど生活の基本をかなり丁寧に通すことができ、なおかつ、学ぶことが如何に大切なことであるのかを塾の子供たちの若い力に教え導かれ、今なお導かれていることは、なにものにも変えがたい「運命の贈り物」だと愉しむようになりました。

時間とともに言葉や行為のニュアンスが違ってきて、自分の心の奥や他者の心の奥を深く推察できることを知るのは、やはり50をこえてからなのですね。 人生の後半はよい時間が「かくれんぼ」して待っています。

Profile
Iさん66歳。学生時代の学習支援ボランティアから数えますと50年近くを子どもを教えることに邁進している。

仕事を生きがいにするって
どんなことが素晴らしい?

オフィス街イメージ

「仕事が生きがい」と言うと、「もっと趣味も楽しんだら?」と言われてしまうこともあるかもしれません。マイナビの調査によると、仕事を生きがいと感じている社会人は約2割。つまり、仕事を生きがいと感じられる人は、天職に巡り合えたとってもラッキーな人なんです! ここでは仕事を生きがいにするメリットをご紹介します。

生活にハリが出る

趣味と違って、取引先や相手がいる仕事では、スケジュールや体調の調整が必要です。毎日に適度な緊張感が生まれ、生活にハリが出ます。

ボケ防止になる

仕事をしている時は頭がフル回転しています。さらに、通勤でウォーキングなどの適度な運動が必要です。しっかり脳や体を使っておくことで、ボケ防止にも役立ちます。

お金がもらえる

仕事の最も大きなメリットは、労働の対価としてお金がもらえることでしょう。これから先、病気やケガなど、何が起こるかわかりません。使えるお金はできるだけ多い方が安心ですね。

世の中についていくことができる

技術は日々進化しています。仕事をして世の中や若い人と接点を持っておくことで、最新テクノロジーなどの新しい情報を手にすることができます。

今から「一生続けられる仕事」を探せる?

「仕事を生きがいにすると言っても、今から一生続けられる仕事を見つけることなんてできるの?」と思ってしまうかもしれません。実は、リタイア世代の女性のスキルを活かせる仕事は結構あるんです!

家事代行

主婦としてのスキルが活かせるのが家事代行です。共働き家庭が増えていることから、今家事代行のニーズは増えています。今まではお金にならなかった家事が、お金を稼ぐ仕事になるのが嬉しいですね。

日本語教師

語学として日本語に興味がある人には、外国人に日本語を教える日本語教師がオススメです。資格を取得したり講座を受けたりと、日本語教師になるには意外とハードルが高いですが、その分教師に職に就けた時は大きな達成感があります。

当サイトでは、その他にも今から始めて70歳…やる気があればそれ以上も続けられる仕事を紹介していますので、ぜひ!

今から見つかる!手に職ガイド

老後はどこで仕事を探す?

再雇用ではなくリタイヤした後に改めて仕事を探すには、ハローワークや知人の紹介、求人広告などを利用しましょう。

再雇用で働く

一昔前は60歳を定年とするのが一般的でしたが、「高年齢雇用安定法」の改正以降は、定年制を廃止する企業や65歳以上を定年とする企業も増えています。

再雇用を選択する場合は、仕事の内容はこれまで通り変わらないのにもかかわらず、賃金が半額以下となるケースもあり、不満を抱く方も多いようです。

ただ、60歳から改めて仕事を探すというのも大変なもの。再雇用が可能であれば、そのまま働き続けた方が良い場合もあるでしょう。

知人・友人、その他の人からの紹介

厚生労働省の雇用動向調査で公開された平成30年の「入職経路別入職者数」をみると、広告を経路とした就職が最も多く、次に縁故による就職が多くなっています。意外にも、職業安定所を利用した就職は3番目に落ち着いています。

縁故のうち約20%の方は、前の会社からの縁故で入職。この中には再雇用も含まれます。

普段から人とのつながりを大切にしている方は、定年退職と同時に声がかかることもあるでしょう。

ただ、再就職先を紹介するセミナーや退職者セミナーなどで仕事を探す場合は、高齢者からお金を搾取するような会社もまれに存在するため、くれぐれも注意しましょう。

ハローワークで探す

ハローワークは、厚生労働省が設置している公共機関で、正式名は「公共職業安定所」です。もちろん無料で利用でき、仕事探しから面接、履歴書の書き方など、いろいろな相談ができます。

仕事を探す際には、ネット環境があれば、パソコンやスマートフォンなどを介して、どこからでも検索可能。気になる求人を見つけて応募する場合は、求職者登録が必要になるので、最寄りのハローワークで申請しましょう。

なお求職申し込みは、インターネット上で仮登録できます。

またハローワークが管理する求人情報について、求職者が企業と直接交渉することはできません。必ずハローワークから企業側へ連絡を入れ、紹介状をもらって面接するという流れになります。

求人広告や雑誌・人材紹介会社を利用する

求人情報を掲載している雑誌や、新聞広告などで仕事を探す場合は、何かしら資格を持っているか、前職での経験が活かせる仕事であれば、採用される可能性もあるかもしれません。ただ、若年者の教育などを理由にあげている企業も多く、実際、高齢者を雇用する企業は非常に少ないと考えておいた方が良いでしょう。

シルバー人材センター、NPO法人で探す

老後の仕事を探す場合に、最も仕事を得やすいのが「シルバー人材センター」や「NPO法人」です。シルバー人材センターは、高齢者を対象とした職業紹介所のようなもの。高齢者が仕事を通じて生きがいを得ることを目的としており、簡単な仕事をしてくれる人材を求める側と、仕事をしたい人とをつないでくれる役割を担っています。ただ、生きがいのための就業という位置付けのため、安定した収入を得られる保証はありません。収入はお小遣いと捉え、シルバーとして仲間と一緒に働き、社会貢献をすることで、生きがいを見つけたい方にはおすすめです。

一方、NPO法人は、ボランティア活動を有償で行っている法人団体。シルバー人材センターと同じような求人もたくさんあります。ボランティア活動に興味はあるが、無収入ではできないと考えていた方におすすめです。

老後に働く理由は「社会とのつながり」や「生きがい」

「日本政策金融公庫総合研究所」の調査によると、老後に働きがいを感じる項目は、「社会に貢献したと思える」「自分の培った能力が活かせる」「会社に貢献したと思える」「家族に理解される認められる」など。

老後に働く理由は、収入や会社からの評価などよりも、人とのつながりを感じたり、社会貢献できたりという点に、働きがいを感じる方が多いようです。

老後に必要な資金「2,000万円」って本当?

2019年に金融庁が出した報告書によって、“老後資金が2,000万円不足する”という内容が公表され話題になりました。この「2,000万円」という数字は、報告書から切り取られた一部にすぎず、実際は、老後に「1,300万円〜2,000万円不足」とされています。この不足額は、平均5万円の赤字という、無職の高齢夫婦世帯の現状に基づいて算出されたもの。老後に20年〜30年、貯金を取り崩して生活する場合、1,300万円〜2,000万円が必要という計算になります。

経済産業省の試算によれば「2,895万円」の蓄えが必要とする見方もあり、「2,000万円」という数字を重要視する必要はあまりないといえます。ただ、2043年には年金の給付額が20%減少するとの検証もあるため、年金収入以外に、貯蓄が必要であることは間違いありません。

老後に仕事を続ける人は「女性が5割」「男性が7割」

定年退職を経験した人を対象に、2015年に電通総研が実施した調査によると、女性の場合は約55%、男性の場合で約72%の方が、老後も仕事を継続。このうち、56.6%の方が、定年前と同じ会社や同系列のグループ会社で再雇用として働いています。

老後の仕事探しの準備に今からできること

介護職員の需要が高まっていることから、介護福祉士やケアマネージャーなどの資格を取得すると、再就職や起業する際に有利になります。

また老後のことを考え、副業で経験を積んでおくことで、定年退職後にそのまま収入源とすることも、再就職に役立てることも可能です。

老後に仕事探しを行う際、人脈はとても重要になります。定年前に、会社の得意先や趣味の仲間、地域住民など、できるだけ多くの方と交流を行い、人脈ネットワークを築いておきましょう。