登山

山ガールという言葉が流行し、世代を問わず登山を趣味として楽しむ方が増えましたが、老後の楽しみの一つとして、登山を始める人も多くなっています。

ここでは、老後の趣味として登山を始めるメリットや、練習方法などを紹介します。

登山を老後の趣味とするメリット

体力や筋力がつく

登山は起伏の激しいところも多く、長距離を歩くため、足腰をとにかく使います。そのため、上級者向けのコースへ入ってしまうと、逆に足腰を痛めてしまうことも。一方、初心者向けのコースを歩けば、足腰の筋肉に適度な刺激を与えられるため、登山を楽しむだけで自然に筋トレができます

登山中はおいしい空気や美しい景色を眺めながら運動できるため、疲労感に勝る爽快感が得られリフレッシュできるでしょう。

ダイエットにつながる

登山は長時間の有酸素運動であり、通常のウォーキングを行うよりも消費カロリーが高く、老後のダイエットにも向いているといえます。定年退職してから体重が増加してしまったり、検診でメタボと診断されてしまったり、といった方にもおすすめです

ただ、登山は消費カロリーが高いため、食事を摂らずに登山に出かけるのは危険です。食事と水分補給は忘れずに行いましょう。

自然の絶景を眺めてリラックスできる

登山の醍醐味は、何といっても山頂にたどり着いたときの達成感と、そこから眺める絶景です。その感動を味わうために、登山にはまっている方も多いのではないでしょうか。

山に登る途中も空気がおいしく、森林浴もできて気持ちが落ち着きます。健康問題や対人関係など、老後も何かと不安や悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。そうしたストレスを解消するためにも、登山は老後の趣味としておすすめです。

新しい出会いがある

登山を楽しむ中で新たな出会いがあり、交友関係が生まれることもあります。定年退職後にすっかり他者との交流が減ってしまったという場合は、登山をきっかけに新しい仲間を見つけてみましょう。

老後に登山を楽しむための練習方法

老後に初めて登山を行う場合は、登山に必要な体作りをしましょう。まずは、1km〜2kmのウォーキングを週2回行います。ウォーキングが難なくできるようになったら、次に同じ距離のジョギングを週2回。1km8分程度のペースで走っても息が上がらないくらいにトレーニングできたら、次のステップは、水中歩行です。

足や膝が痛む場合には、この水中歩行でのトレーニングが有効です。水中歩行は1時間程度行います。基礎体力がある程度ついてきたら、低山登山に挑戦してみましょう

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