保養所管理人・マンション管理人

保養所・マンション管理人の
給料相場

  • 時給相場:900~1,000円
  • 住み込み相場:夫婦で月収30~40万円
保養所イメージ

保養所・マンション管理人とは、指定された施設や設備の管理をする仕事。保養所とは、主に会社が社員の研修・保養を目的に設置している施設のこと。保養所の管理人は、この施設がいつでも快適に利用できるようにするのが仕事です。

マンション管理人の場合、定められた時間だけマンション管理業務に従事する「通勤管理」と、住み込みの「常駐管理」があります。通いの場合は時給900~1,000円ほどが相場、住み込みの場合は夫婦での募集が多く、2人合わせて月収30~40万円ほどが相場となります。保養所管理人は夫婦での住み込みがほとんどで、給料相場は35~40万円前後です。

なぜ保養所・マンション
管理人が
「老後の手に職」として
おすすめなのか

保養所・マンション管理人として働くのに、専門的な資格や経験などは必要ありません。別の業種に勤めていた人や未経験者でも採用されやすく、とくにシニア層へのニーズが高いことから老後の職場として人気を集めています。また、マンション管理人の仕事は受付業務がほとんどなので、それほど体力に自信がない人でもムリなく働けるのが特徴。勤務時間を超えて残業をするケースも少ないので、生活サイクルを守りたいといった人にもピッタリです。

保養所・マンション管理人の
働き先

保養所管理人の勤務先は、企業や学校などが設置している保養所です。箱根や伊豆といったリゾート地にあることが多く、勤務形態のほとんどは夫婦での住み込み。家賃・光熱費などは無料となっていることが多いですが、常に施設にいることが求められるため、外出や旅行などをしにくいのがデメリットです。

とくに新入社員の研修が増える春先、休暇中の利用者が増える夏休みや年末年始は休めないと考えたほうが良いでしょう。マンション管理人の働き先は、その名の通りマンションなのですが、そのマンションの管理を任されている管理会社から派遣されることになります。

保養所・マンション管理人が
向いている人

保養所・マンション管理人に向いているのは、以下のようなタイプの人です。

保養所イメージ

人と接するのが好きな人

保養所・マンション管理人ともに、その施設を利用する人が気持ちよく過ごせるようにするのが仕事です。顔を合わせたら明るく挨拶する、困りごとがあるようなら声をかけるといった、コミュニケーションが苦にならないタイプに向いています。

地道な作業が苦にならない人

保養所・マンション管理人は、受付作業・施設の見回り・清掃作業といった作業を日々繰り返し行います。とくに目立つような作業ではありませんが、決してサボったり手を抜いたりすることなく、コツコツとマジメに取り組めるタイプに向いています。

必要な資格をすでに持っている

これは保養所管理人に必要とされる資格ですが、防火管理責任者・ボイラー2級資格を持っている人は就職に有利です。住み込みの場合は夫婦のどちらかが資格を持っていればOKであるケースもあるため、あらかじめ資格を取得しておくのも良いでしょう。ちなみに防火管理責任者は2日間の研修で取得可能。ボイラー2級は3日間の研修を受けた後、テストに合格することで取得できます。

ちょっと向いていないかも…と思った人は、ぜひ他の仕事も見てください。

今から見つかる!
老後の「手に職」ガイド