ネイリスト

20代から50代まで幅広い年齢層に人気のネイリスト。50代からはじめるにはどうすれば良いのか、時給相場や向いている人、資格の取り方などをまとめました。

ネイリストの時給相場

  • 時給相場:1,000円~1,300円
ネイリストメージ

なぜネイリストが「老後の手に職」としておすすめなのか

ネイリストは、お客さんの爪を美しく飾る仕事です。20代や30代の女性への人気が高い職業という印象が強いですが、実際、年齢層の幅はとても広く、60代でも現役ネイリストとして活躍している方もたくさんいます。定年がないため、続ける意思があれば、何歳まででも仕事をすることが可能です。

ネイルサロンも20代から30代のお客さんが多く利用するところから、高齢な女性のお客さんを対象としたサロンなどさまざま。年齢が近いスタッフがいるお店には通いやすいという意見や若いお客さんが多いサロンでも、年上の方が対応してくれる方が、頼りがいがあるといった意見も多いようです。

ネイリストは、アルバイトやパートなど、勤務形態も豊富。そのため、専業主婦の方が仕事をはじめるのにもおすすめです。子供が学校へ行っている間や旦那さんが仕事へ行っている間など、1日4〜5時間程度、週2、3日ネイリストをするといった働き方も可能。時間の融通がきくので、家事との両立もしやすい仕事です。

老後でも働ける理由

働き方の幅が広がりやすい

ネイリストとしてある程度の経験を積めば、セミナーやスクールの講師として活動するという新たな道も開けます。

また、体力が落ちたり、老眼になったりなどの理由で、サロンへの勤務が難しくなった場合には、個人でネイルサロンを開業してオーナーとして働けます。自分のお店を持つことでやりがいも生まれますし、自分のスケジュールに合わせて働けるというメリットもあります。

ネイリストに向いている人

人と話すことが好きな人

ネイリストに必要な素質として、デザインセンスや手先が器用なことに加え、他人と話すのが好きな人ということがあげられます。ネイリストは、カウンセリングやヒアリングを通して、お客さんの要望を汲みとってネイルを仕上げる必要があります。また、お客さんによっては、会話を楽しみたいという方もいれば、ゆっくり過ごしたいと思っている方も。お客さんの表情や言葉から、何を求められているのかを読み取れるスキルがあると役立ちます。

資格の取り方

ネイリストになるには、スクールに通って技術を身につけて資格を取得し、サロンに就職するという流れが一般的です。資格がなくてもネイリストとして働くことは可能ですが、資格を取得することで、技術があるという証明になります。

ネイリストの技能検定は「ネイル検定」や「ジェル検定」などがあり、年2回から4回行われています。義務教育の修了者であれば、どなたでも試験を受けられるので、チャレンジしてみましょう。

求人の探し方

求人サイトを利用する場合は、勤務地や「50代 ネイリスト」などのように入力して検索します。中高年や未経験者向けの求人情報も多数掲載されているので、チェックしてみてください。

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老後の「手に職」ガイド