1985年に「クリスタルはきらいよ」でデビューしたエッセイスト。2000年代に入ってから、「40代からはつらつと生きるために」「がんから始まる」など、自身のがん体験を元にした作品を多数出版。
2010年に入ると、「人生後半、はじめまして」「続々・ちょっと早めの老い支度」など、50歳以降の女性の生き方をつづる作品が増える。
ゆとりを持ち、「ほどよい暮らし」を楽しむ姿は、女性たちの参考になるはず。
2019年12月現在の最新刊。「断捨離」「ミニマリスト」なんて言葉がもてはやされる昨今。
捨てられないことに罪悪感を覚えなくてもいい、「手放さないことと、すっきり暮らすこと」を両立する、岸本流ライフスタイルがのぞき見できる一冊。
老後は少し気になるけれど身辺整理には早すぎる。そんな40代以上の女性へ。30代のときは、結婚をせず、子どものない老後を迎えることが怖かったという著者。しかし、50代に入り、かえってその恐怖感が薄れたという。巷の老後の本では「早すぎる」という印象を受けた著者が、老後の少し手前にいる今、どんな心づもりをしたらよいかを自分なりに考え、綴ったエッセイ。(角川文庫紹介文より)
自分自身の老いを日常生活で感じるようになった世代にリアルに響く、心の持って行きようがわかります。
子どもがいても、夫婦でも、最後はひとり・・・?「ひとり老後」を楽しく暮らすための準備と考え方。(文響社紹介文より)
「家で暮らす?老人ホームに入る?」「依存にならない、ゆるい人間関係の作り方」など、漠然と「老後」と言われても、ピンとこない50歳以上の全女性におくるメッセージ。
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