日本DIY・ホームセンター協会が認定するDIYアドバイザーは、自分で工具を使って日用品を修理したり製作したい人に、工具の選び方や安全な作業方法をアドバイスするための資格です。
このページでは、ホームセンターやカルチャー教室などでスキルをアピールできるDIYアドバイザーについて、資格の特徴や資格の取得方法などをまとめて解説しています。
DIYアドバイザーの主な就職先は、ホームセンターや工具店です。これからDIYを始めたいと考えている人や、DIYのスキルを磨きたいと考えている人へ、専門知識を持ってアドバイスができます。
近年のDIYブームにより、DIYを趣味としている人は老若男女を問わず、多いでしょう。工具選びや材料選びに悩む人に向けた商品開発も進められていて、そもそも長く続けられる趣味でもあり、今後も需要が伸びる業界だと考えられます。
加えて、DIYアドバイザーを取得することで知識が広がり、老後の趣味として自分で修理・制作するのにも役立てることができます。人によっては、実益と趣味を兼ね備えた資格にすることも可能です。
DIYアドバイザーを持っているというだけで起業したり事業を展開したりすることは難しいかも知れませんが、ホームセンターなどでパート勤務する場合なら、経験やスキルを明確に示せます。
DIYアドバイザーの資格を活かせる職場としては、ホームセンターやカルチャー教室などがあります。こういった場所は全国に点在しているので場所を選ばず働く場所が探せるという点は、老後の再就職を考える時にも便利な点でしょう。
自分で工作、修理といったDIYが趣味の人は、仕事としても適性があるでしょう。過去に大工や職人として従事していた人であれば、プロとしての経験や知識を生かして働けます。
DIYを初めてやろうとしている人にとって、経験者にとっては当たり前のことも知らなかった、ということも珍しくありません。特に道具や材料は用途別に無数に存在するため、知識がなくては選べません。
初心者が楽しく続けられるように、説明や手順を説明できるスキルが大切です。
毎年8月頃に学科の1次試験を実施。合格者は11月の2次試験に進み、実技試験が受験できます。実技試験はグループに分かれ、用意された材料と道具を使って行われます。
DIYアドバイザーの資格を活かす場合、求人サイトや人材派遣会社などが活用できるでしょう。ホームセンターやDIY専門店などの求人を探すことが一般的です。地域のカルチャー教室などで講師を募集しているケースもあります。
老後のワーク・ライフ・バランスを考慮しながら、ご自身にあった求人を探しましょう。