瞑想

密かなブームとして近年注目され続けているのが瞑想です。特にビル・ゲイツやイチローなどの有名人が行っているということから、ビジネスパーソンが取り入れることが増えているのだそうです。

しかし、瞑想は実益を兼ねていることから、老後の趣味として行う方も増えています。瞑想にどういった効果があるのかなどをご紹介します。

瞑想の効果

瞑想イメージ

瞑想はもともと仏教が発祥。そのため、宗派ごとにさまざまな手法がありますが、スタンダードな瞑想の効果を紹介します。

3分ほど目を閉じ、自分の内側に意識を集中することで、今の自分の置かれている状況や精神的な悩みと向き合います。瞑想するときは外からの情報を遮断することも大切。周りからの刺激が多いと、瞑想に集中できません。

家計や子どものこと、友人関係や会社の仕事など、日ごろ気が付いているけど見ないふりをしてきたストレスに気づくことができるでしょう。そのストレスを客観的に感じ取れるようになれば、コントロールしやすくなり、結果的にストレスの解消につながります。

ストレスが解消されることで、不安や落ち込みに強くなり、生き生きとした毎日が送れるようになるでしょう。

瞑想の手順

やり方を大きく分けると「呼吸を整える」「体の中に意識を集中する」「自分の抱えている気持ちに意識を向ける」という3点に集約されます。

はじめのうちは、呼吸を整えることに集中するといいでしょう。息を吸って、吐いてを意識していると、そのうちに自分自身の意識に集中が移ってきます。すると、抱えている気持ちに気づけるようになるでしょう。次に、気づいた気持ちを客観視するため、今度は意識をそらすようにします。踏んできた段階を逆戻りするイメージです。

すぐに習得するのは難しいと思いますので、繰り返しやってみましょう。

趣味としての瞑想の捉え方

瞑想はウォーキングと同様の趣味だとする考え方があります。ウォーキングをなぜするのかと言えば、多くの場合は健康な体を維持し、快適な生活を送るためですよね。それと同様に、瞑想は心の健康を維持することのできるものなので、よりよい生活を送るための趣味と言えるでしょう。

また、「病は気から」というように、精神的な安定は身体的にも影響を及ぼします。自律神経が安定することで血圧が安定しやすくなり、結果として身体的な健康の維持にも役立つでしょう。

他の趣味と組み合わせると真価を発揮する

老後に持つ趣味は何も1つだけとは限りません。1日の始まりや終わりに瞑想を行うことで、より良く趣味を楽しむための精神的な基盤ができ、他の趣味もより深く楽しむことが可能です。

ちょっとした時間にできる実用的な趣味ですので、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。

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