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7年間で1000万円を貯める女性のルーティーンとは?

厚生労働省の調査によれば、平成30年の日本の平均世帯年収は551万円。特別悪くもないですが、裕福かと言われるとそうとも言い難い額でしょう。

そんな中、7年間で1,000万円の貯金に成功した女性がいます。彼女たちが心掛けているお金の使い方やルーティーンについて、詳しく解説していきたいと思います。

参照元:(PDF)厚生労働省 「平成30年国民生活基礎調査の概況」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa18/dl/03.pdf

1000万円の貯金を達成した女性の習慣とは?

老後に備えて、貯金1000万円を目指す人は少なくありません。「孫が生まれたらできる限り援助したい」「仕事をリタイヤしたら趣味に没頭したい」、これまで仕事や子育てに頑張ってきたのですから、このような夢を見てもバチは当たらないはず。

しかし私たちの平均寿命は伸び続け、年金も不安がないとは言い切れない時代です。

そんな環境で、1,000万円の貯金に成功した女性たちがいます。貯金上手な彼女たちは、どうやって毎月の生活費からお金を捻出し、目標を達成できたのでしょうか?生活習慣や心構えについて調査しました。

1,000万円を貯める目的を定期的に振り返る

私たちの生活には貯金できない誘惑がたくさんあります。ファッションや生活雑貨、レストランや旅行、主婦が欲しくなる便利な家電製品も次々と発売され、どれも魅力的なものばかり。テレビや雑誌、インターネットからあらゆる情報が入手でき、「お金を使わないことが難しい」「貯金していることを忘れてしまう」というのが今の時代ではないでしょうか?

そんなときは原点に戻り、自分の気持ちにもう一度向き合ってみましょう。

  • どうして貯金を始めようと思ったのか
  • 1000万円を貯めたらどうしたいか
  • どんな老後生活を送りたいか

気持ちをリセットすることで、貯金を決意したときの原点に戻ることができます。

200万円の壁を乗り切る方法

貯金を始めると、まず200万円の壁にぶつかります。ここが上手くいかないと挫折して目標を見失ってしまうのです。200万円の壁を乗り越えるには、先ほどの「1000万円貯金の目標」を振り返ってみましょう。今が一番苦しいときだと認識し、200万円を達成したら自分へご褒美をあげるのもいい方法です。

450万円が達成できるかが成功への分かれ道

200万円が達成できたら、次のゴールは450万円です。多くの人が3年くらいで達成でき、達成と同時にモチベーションがアップします。450万円を達成できた人は成功も目前!なんと9割の確率で1,000万円貯金に成功するそうです。

貯め上手な女性は生活がシンプル

貯金ができる女性は無駄遣いをしません。見栄をはってブランド物を買いあさり、身の丈に合わない化粧品や洋服に浪費することを嫌います。冷蔵庫の食材を腐らせたり、財布がレシートでパンパンだったりもしないのです。生活を整えて、貯金上手を目指しましょう。

財布を綺麗な状態に保つ

バッグから出した財布がパンパンの人は、何となく生活もだらしないように見えませんか?一方で、コンパクトな財布なのにスッキリと整理できている人は、お金を大切にしているように思えますね。

「今お財布の中にいくら入っていますか?」と質問して答えられる人が、どのくらいいるでしょうか?お金を大切にする人はお金からも愛されます。あなたのお財布の中は大丈夫ですか?

冷蔵庫の中を定期的に把握する

お財布と同じくらい大切なのが冷蔵庫の中身です。冷蔵庫の中に賞味期限を過ぎたものがあれば、無駄遣いをしていると自覚する必要があります。冷蔵庫の中を把握しておくだけで、年間20万円近く節約することが可能です。

買い物に行く前には必ず冷蔵庫をチェックして、何が足りないか、不足なものだけを買うようにしましょう。ついで買いにお菓子や雑貨などを買うと、ちりも積もればで出費がかさみます。

通帳を作りすぎていないかチェックする

通帳のつくり過ぎも、お金が溜まりづらい原因になっています。どの口座にいくら残高があるか、全てを把握できている人は多くないでしょう。自宅に「休眠口座」があればすぐに解約することをお勧めします。

その理由は、千円を切る残高をそのまま残しているからです。残高がきっちり千円単位ということはありません。また数百円をわざわざ引き出す人もいません。たった何百円ですが、集めると美味しいランチが食べられる金額になります。

また通帳は出来るだけ1、2冊に絞りかかりつけ銀行を決めておいた方が、住宅ローンなどの大きな借り入れをするときに優遇されます。あなたの家には何冊使われていない通帳がありますか?

固定費を見直す

貯金を増やす方法は3つ。

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. お金に働いてもらう

この中でも一番手っ取り早く取り組めるのが、「支出を減らす」ことでしょう。支出を抑えるには固定費を見直すのが重要なポイントです。

  • 住まいが収入に見合っているか
  • スマホを格安SIMに変更できないか
  • 無駄な保険料を支払っていないか

とくに保険は契約したままほったらかしにしている人も多いです。保険に入り過ぎて負担になっていないか、本当に必要な保険なのか、定期的に見直してみましょう。とくに女性の場合は、結婚や出産、住宅ローンを組んだタイミングなどで見直しが必要です。